鍼灸師わたるの 航海日誌

豪華客船に鍼灸師として乗船している 遠藤 渉です。 文化や言葉の壁にぶつかりながら健闘する日々を綴っていきます。

鍼灸師わたるの 航海日誌

どーも わたる治療院のわたるです。

平成最後の投稿です。

豪華客船に鍼灸師として乗船し、言葉や文化の壁にぶつかりながら 毎日健闘しています。

先日診た患者さんは、足首からくるぶしが大変なことになっていました。

以前 交通事故で骨折したらしく、プレートとボルトが入っていて、足首が動かない。

足首が動かない為に 足首周りがとてもむくんでいました。

以前もお話ししましたが、ボルトやプレートを入れたり等 手術をした後は 切った場所の皮膚と筋肉がくっついてしまうため、筋肉がうまく動かせず 痛みやむくみの原因になることが多いです。

今回も、くっついている場所とそれに関連して痛みの出そうな場所を合わせて治療するように説明し、3日間で3回治療しました。

足首から下の感覚が殆どないらしく 1回目の治療の時は 本来なら、かなりの痛みを感じるはずの 足裏への鍼も 全然痛がっていませんでした。

2回目からは少し反応が出て、3回目の時は結構痛がってました。
神経が刺激され 感覚が戻ってきた証拠ですね。

手術や怪我をした後に、同じ場所が痛む時は だいたい癒着があります。
そんな痛みにも 鍼治療はとても有効です。

本当に必要でない限り 足裏へは鍼をうちませんのでご安心下さい。

船を降りた後 お会いできるのを楽しみにしています。