鍼灸師わたるの 航海日誌

豪華客船に鍼灸師として乗船している 遠藤 渉です。 文化や言葉の壁にぶつかりながら健闘する日々を綴っていきます。

鍼灸師わたるの 航海日誌

どーも わたる治療院のわたるです。

豪華客船に鍼灸師として乗船し、言葉や文化の壁にぶつかりながら 毎日健闘しています。

先日 1週間後に右股関節の置換手術を受ける予定の患者さんを診ました

右の股関節炎で 常に痛みがあり、歩行も困難だと話していました。

医師からは 案の定 
「股関節の骨がぶつかって 炎症を起こしているから人工関節に変えないといけない。」と言われたそうです。

3日間で3回治療して、痛みはかなり減り、歩くのもだいぶスムースになっていました。

もし、この患者さんを診たのが 船の上ではなく僕の治療院で、定期的に通ってもらえれば 手術を延期して様子を見ながらの治療を勧められたのですが ここではそれができないのがとても残念です。

地元で 僕と同じような考えの鍼灸師を見つけられるかどうかもわからないので、無闇に手術を止めることもできません。

以前もお話ししましたが、軟骨がすり減っいで痛みが起こるなら 全ての人が痛みを感じるはずですし、鍼灸治療や、マッサージで良くなるわけがありません。

もし、人工関節を勧められても 諦めずに 相談して下さい。

必ず力になれます。

船を降りた後 お会いできるのを楽しみにしています。