鍼灸師わたるの 航海日誌

豪華客船に鍼灸師として乗船している 遠藤 渉です。 文化や言葉の壁にぶつかりながら健闘する日々を綴っていきます。

イメージは大事

どーも わたる治療院のわたるです。

先日 患者さんの息子さん(12歳)も鍼灸に興味があるということで、見学してもらったのですが、船の上では、18才未満に鍼をうってはいけない決まりになっているので、「ちょっとお試しに」と 体験をさせてあげられないのが残念でした。

僕は 治療の説明をする時に「鍼を入れると筋肉が縮み 鍼を抜いた後に筋肉が緩んで柔らかくなる。」と説明しているのですが、この子に「風船に針を刺した時みたいな感じで、弾けるように一気にほぐれるの?」と聞かれたのですが、その説明もいいかもしれませんね。

筋肉は 筋膜という物に覆われていて 筋肉が固くなると筋膜も固くなるので、「筋膜が解れて筋肉が解れる」とイメージしながら治療をしています。

風船の様に破裂するわけではありませんが、筋膜を薄い風船の様に捉えてもらうとイメージしやすいと思います

治療を受ける側もする側も イメージがしっかりできているかどうかで 効果は変わってくるので、もっと分かりやすい説明をできるようにしなければいけませんね。

後約2ヶ月、もっと分かりやすい説明で より多くの人に鍼を受けてもらい 鍼灸の良さを知ってもらえるよう頑張ります。

すっと こりがほぐれる感じ 痛みがなくなる感覚 皆さんも是非 味わって下さい。

船を降りた後 お会いできるのを楽しみにしています。